ソフト闇金は普通より良いのか?普通の闇金との違い

ソフト闇金とは

ソフト闇金とは、法外な金利で融資を行う貸金業者のことです。

ソフト闇金は、通常の闇金よりも丁寧な対応をしてくれます。

また、金利が明示されており、闇金と違って強引な取り立てなどもありません。

しかし、法外な金利を条件に融資を行うため、ソフト闇金は闇金であり、違法です。

ソフト闇金の場合、(ソフト)闇金と知らずにお金を借りている人や、闇金は使いたくないけど、闇金より丁寧で金利が低いソフト闇金なら安心という人もいるでしょう。

ただし、ソフト闇金には様々な問題が隠されているので、注意が必要です。

ソフト闇金の利率

貸金業登録をしていない闇金業者と、貸金業登録をしている闇金業者の違いは何でしょうか?

通常の貸金業者と闇金業者の大きな違いは、お金を貸し出す際の金利です。

闇金の利率と法定利率の違い

法定利率の上限は、利息制限法により次のように定められています。

借り入れ金額上限金利
元本が10万円以内年20%
元本が10万円~100万円未満年18%
元本が100万円以上年15%

闇金の利率はこれらを超えるものです。

しかし、法定金利が「年利」であるのに対し、闇金の金利は「トイチ」「トサン」「トゴ」など10日ごと(日付を基準に)に設定されています。

そのため、年利を瞬時に置き換えて確認することは困難です。

具体的には、「トイチ」は10日間10%、「トサン」は10日間30%、「トーゴ」は10日間50%の金利が設定されています。

例えば、トサン(10日で融資額の30%)の場合、年利は1,095%となる。

ソフト闇金の具体的な利率

では、闇金とソフト闇金の金利に違いはあるのでしょうか?

ソフト闇金の金利について検証してみましょう。

名称利率手数料
ソフト闇金N2ヶ月で融資額の60%なし
ソフト闇金B7日で融資額の20%3,000円*
ソフト闇金M7日で融資額の20%3,000円
10日で融資額の30%
ソフト闇金S10日で融資額の10%5,000円
20日で融資額の20%
30日で融資額の30%
ソフト闇金D7日で融資額の20%3,000円
10日で融資額の30%

手数料とは、融資時に差し引かれる振込手数料など、ソフト闇金側の手数料のことです。

ソフト闇金では、融資時に利息と一緒に手数料を差し引き、借り手に振り込むことが多いため、ソフト闇金側は借り手に渡す現金を少なくして返済されないリスクに備えます。

以上から、ソフトヤミ金も闇金も、法定金利の上限を超える違法な金利を設定していることは同じであることがわかります。

 

 

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